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資格はなぜ必要なのか ”転職”に翻弄された世代の女性として今、感じること

1990年代が幕を開けたあの頃に、資格の重要性が分かっている高校生なんてどれほど居たのだろうか。 少なくとも私は分かっていなかった。むしろ、「資格なんて取るだけ無駄だ」と、バッサリ切り捨てていたほどだ。 分かっていなくて当たり前だ。まだ16歳やそこらで一生を見据えた選択などできるはずがない。 それなのに、選択科目は何を取るのか。文系と理系どちらのコースに進むのか、国公立大受験クラスに入るのか、それとも私大受験に絞るのか、一般受験対策をするか、推薦を狙っていくのか。

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「面接でカネの話はタブー」という会社は、ダメ会社だよね。

一昔前、面接で、お金や待遇の話はしないほうがいい、というのが「常識」として扱われていた時代がありました。 ところが、年功序列が崩れ、定期的な昇給のない会社も増える中、収入を増やす手段として「転職」が大きな存在感を持つようになると、そのような常識もまた、徐々に変化します。 実際、「お金や待遇」を求めて転職する人が最も多いのは、統計的な事実です。

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転職という選択肢がなかった時代 優秀な女性のキャリアは突然途絶えた

初めての結婚生活は、当時の夫が勤めていた会社の社員寮でスタートした。そこは紅梅荘という名の家族寮で、鉄筋コンクリート造りの「ザ・団地」だ。 間取りは2DKだが、部屋は広々として収納スペースも多く、新婚夫婦には十分だった。 立地が良く、南向きで、内装もきちんとリフォームされていたのだが、昭和のノスタルジー臭が強い築45年の社宅に入居したがる社員は少なかったようだ。

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家族への経済的リスクが高ければ、「45歳定年制」は夢のまた夢

先日、サントリーの新浪剛史社長が「45歳定年制」に言及し、話題になった。こういう「既存のシステムに風穴を開ける」系の発言は批判されるのが世の常だから、当然といえば当然かもしれない。 ちょっと気になってこの件に関するさまざまな記事、コメントを読んでみたが、そのなかで気になったのは、議論が「労働者」の視点に偏っていることだ。

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どこで明暗がつく? 転職を繰り返しキャリアアップする女性と、条件を悪くし続ける女性の場合

子供が生まれてからの数年間を専業主婦として過ごした由里子は、経済的な理由から再び働き始め、5年足らずの間に4度も転職を重ねた。 転職を繰り返すたび、勤務地は自宅から遠くなっていく。 北陸の田舎町で育った由里子は、大学はアメリカへ留学し、帰国後は日本の大手保険会社に入社した。

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コンサルティング会社の面接で、面接官は何を見ていたか。

コンサルティング会社でマネジャーをやっていた時、何度も面接官として、採用に携わったことがあります。 年上の方や、結構な経験を持つ人、後に支社長を勤めるような優秀な方の採用にも関われたのは、非常に貴重な経験でした。 ただ、正直なところ、私が面接官として優れていたかといえば、全くそんなことはなかったという自覚があります。